機能安全
機能安全とは、電気機械システムの誤動作に起因する危険要因から過度なリスクが生じない状態を指します。装置の安全性を達成する上で必要とされるこのリスク軽減を、安全関連システムの導入を通じて実現するべく、さまざまな業界において機能安全基準が設定されています。このような機能安全基準には、産業市場全般の機能安全を対象とした「IEC61508」や、路上走行車の安全基準を対象とした「ISO26262」などがあります。
機能安全基準では、次の点について規定されています。
- 適切な安全ライフサイクルの定義
- プロセスのサポートを含む機能安全の管理
- 安全度水準(SIL)の明確な定義
- ハードウェアとソフトウェアの開発要件
- 安全分析の要件
- 要件に完全に適合していることの証拠と確認方法に関する要件
自動車分野の機能安全
自動車産業では現在、基本的なエアバッグ展開システムから、予測機能や回避機能を備えた極めて高度なADAS(先進ドライバ・アシスタンス・システム)に至るまで、安価な安全機能の開発を求めるニーズが急激に増大しています。危険な障害を可能な限り回避し、発生した場合には制御できるシステムの設計を促進するため、ISO26262が策定されています。
産業分野の機能安全
産業市場の電子装置は、過酷な環境条件で運用しても障害の発生を最小限に抑えることが必要とされます。ますます多くの産業制御システムにおいて、厳格なIEC61508安全認証が要求されるようになっています。この安全基準は、太陽エネルギーや航空部門などの新しい市場にも範囲を広げており、複雑で安全性が極めて重要なFDA Class IIIの医療機器など、障害が生死をわけるような分野にも導入されています。
経験豊富なセーフティ・パートナー
フリースケールは、セーフティ・ハードウェアのリーディング・サプライヤであり、セーフティ・クリティカル・アプリケーション向けのデュアルコア・コントローラ技術に関して10年以上の設計経験を有しています。自動車セーフティおよびシャーシ市場で利用される機能安全システム向けのカスタム・マイクロコントローラと関連アナログ・デバイスの開発に関して比類のない専門知識を有するフリースケールは、横滑り防止装置(ESC)やアンチロック・ブレーキ・システム(ABS)などのアプリケーション向けに、この市場に対してさまざまなテクノロジ・ノードを用いた6000万個以上のマイクロコントローラを出荷しています。
センサー、MCUおよびアナログ技術を備えたエンド・ツー・エンドの技術的なソリューションの開発
SafeAssureプログラム
フリースケールのSafeAssureプログラムは、機能安全アプリケーションのシステム設計を行う際に、最適なハードウェア/ソフトウェアの特定を簡素化します。SafeAssure製品は、システムレベルの機能安全設計と基準への順守を簡略化するとともに、付属する豊富な開発セットにより、障害分析やハードウェアとソフトウェアの統合を促進するよう意図しています。さらに、SafeAssure製品では、システム設計と順守のプロセスの各ステップで必要なサポートを確実かつわかりやすく受けられるようなサポート体制を提供しています。
- MMA51xxW Xtrinsic Airbag Sensors
- MMA52xxW Xtrinsic Airbag Sensors
- MMA68xxQ Xtrinsic Airbag Sensors
- MMA9550L Xtrinsic Motion Sensing Platform
- Xtrinsic Touch-Sensing Software 2.0
プレスリリース
- 歩行やダンスをさせるだけでなく、センサ・プログラミングの学習も可能な フリースケールの最新ワイヤレス・ロボット
- フリースケール、モバイル・デバイス向けに高速/高精度な方位データ収集を 可能にするXtrinsic電子コンパス・ソフトウェアを発表
- フリースケール・マイクロコントローラによるタッチ検出性能を高精度化した Xtrinsicタッチ・センシング・ソフトウェア2.6を発表
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