Freescaleドキュメント技術資料のカテゴリについて

フリースケール技術資料のカテゴリについて

Technical Documentation:技術文書

Application Note:アプリケーション・ノート

アプリケーション・ノートは、ユーザがデバイス・ファミリや製品ラインの動作、パッケージ・タイプ、一般的な応用方法などを評価検討するのに役立つ技術サポート文書です。アプリケーション・ノートには、特定の技術的な問題を解決するために、どのフリースケール・デバイス/製品を、フリースケールまたは他社の部品やソフトウェアとどのように併用するのかという、現実的なアプリケーション情報が記載されています。

Block Diagram:ブロック図

ブロック図は、デバイス、サブシステム、またはシステムの機能要素を個別に示した図です。ここでいうブロック図は、データ・シートやユーザ・マニュアルで使用されている図と同じです。

Data Libraries:データ・ライブラリ

データ・ライブラリは、データ・シートやセレクタ・ガイドの一覧表を含むサポート情報をまとめたものです。データ・ライブラリは、特定の製品市場をターゲットとして構成されており、これに含まれるほとんどの情報は、独立したデータ・シートとして公開されています。

Data Sheet:データ・シート

データ・シートは、デバイスや部品の電気的特性、パッケージ、信号接続などの機能性を記述した文書です。半導体業界では、製品の開発過程と共にデータ・シートも改訂されます。最初の段階のデータ・シートは「Product Preview」と称され、新製品が市場に発表される時点での情報が記述されています。製品の初期製造(サンプル製造)が始まると、データ・シートは「Advance Information」となり、より多くの技術情報が追加されます。「Advance Information」は、以前の「Product Preview」に置き換わるものです。デバイスが完全な製造段階に入り、試験データが用意されると、データ・シートは「Technical Data」となり、関連情報がすべて記載されるようになります。「Technical Data」は、以前の「Advance Information」文書に置き換わるものです。

Engineering Bulletin:エンジニアリング・ブリテン

エンジニアリング・ブリテンは、特定のトピックに焦点を当て、1つまたは複数のデバイスが関与するエンジニアリングまたはプログラミングの問題を取り上げます。エンジニアリング・ブリテンは、一般的に技術全体に関連した内容となっていますが、製品の新バージョンなどを紹介することもあります。この場合には、新旧バージョンの違いが解説されます。

Errata:エラッタ(正誤表)

チップ・マスク・セット・エラッタは、特定のデバイス・マスク・セットに対する追加情報や訂正情報を提供します。エラッタの内容は、新たに発行されるたびに累積されていきます。ドキュメント・エラッタは、マニュアルやデータ・シートなどの技術文書の誤記や更新の内容を報告します。

Packaging Information:パッケージ情報

パッケージ図には、ピンの配置やパッケージの高さなどの正確な寸法と、関連情報が記載されます。これらの図面は、配線基板のレイアウト設計者が、デバイスのフットプリント、ピンの方向、および他の自動配置ツール用の寸法値を決めるために使用します。ピンアウト図には、各ピンの名前と位置が示されます。ピン/信号グループと、それに関連した機能モジュールが示されることもあります。

Quick Reference Guide:クイック・リファレンス・ガイド

クイック・リファレンス・ガイドは、ブロック図、ピンアウト、アルファベット順の命令セット、アルファベット順のレジスタ、アルファベット順のサードパーティ・ベンダ名と各社の製品、割込み図といった技術リファレンス情報を提供します。

Reliability and Quality Information:信頼性および品質情報

製品の信頼性と品質に関する情報は、通常はお客様による認定とリスク評価のプロセスで利用されます。この情報には、加速条件下での障害発生率やMTBF(平均故障時間)データなどが含まれます。リスク評価には、ESD、モイスチャ・レベル、温度サイクル、半田フロー制限や、他の同類のデータが使用されます。多くの情報は特定の部品に特有のものですが、いくつかのパッケージに共通の情報もあり、製品ファミリやパッケージ・ファミリ、テープ&リールに共通する場合もあります。工場の承認文書も、このカテゴリに含まれることがあります。

Reference Manual:リファレンス・マニュアル

リファレンス・マニュアルは、特定の部品/システムまたはデバイス・ファミリの構造や機能(動作)を包括的に解説します。リファレンス・マニュアルでは、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、または他のサブミクロン・デバイスの機能について説明します。第一章は製品概要になっていて、製品の特長と機能ブロック図が記載されています。その後に、ブロック図に示されている各ブロックや各モジュールが個別の章で解説されます。各章では、モジュールを構成する部品と、それぞれの相互動作について説明されており、通常はレジスタおよびレジスタ・ビットの詳細な説明が含まれます。

Users Guide:ユーザ・ガイド

ユーザ・ガイドは、デバイスのプログラミング方法を知りたいアプリケーション/システム・エンジニアを対象として書かれており、製品を最も効率よく動作させるための例が記載されています。通常、ユーザ・ガイドの第一章では、システム・アーキテクチャの説明について説明し、外部との接続を分かりやすくしています。この章に含まれるトピックとしては、チップID、コアID、外部共有メモリ、共有Flashの使い方などがあります。この章では、EVMまたはADS開発システムの使い方に関する説明が、例と共に記載されています。ユーザ・ガイドの他の章は、通常はプログラミング・トピックではなく、チップ・モジュールごとに構成されています。

Marketing Documentation:マーケティング文書

Brochure:パンフレット

パンフレットは、通常は光沢のある4色刷の小冊子であり、製品や製品ファミリに関する重要な情報を提供します。パンフレットは、主に展示会、カンファレンス、カスタマ・ミーティングなどの場所で配布されています。

Product Brief:プロダクト・ブリーフ(製品概要)

プロダクト・ブリーフは、技術的な情報をメインにしたマーケティング・コミュニケーション・ツールです。製品概要や仕様が簡潔にまとめられており、お客様が製品や設計の適合性を簡単に評価できるようになっています。プロダクト・ブリーフには、ファクト・シートよりも包括的な技術情報が記載されており、製品、プラットフォーム、または製品ファミリ指向で製品を簡潔に説明しています。これらの文書は、主に製品、製品ファミリ、またはアプリケーション新たにご紹介する際に配布しています。

Fact Sheet:ファクト・シート

ファクト・シートは、通常はカラー写真の入った光沢のある4色刷の単ページ(表紙と裏)文書であり、製品やアプリケーションに関する主要な情報や、ターゲットとなる市場または用途が簡潔にまとめられています。ファクト・シートは、主に製品、製品ファミリ、またはアプリケーションを新たにご紹介する際に配布しています。

Product Change Notice:PCN(製品変更通知)

PCNは、製品やプロセスの変更をまとめたレポートです。フリースケール・セミコンダクタは、法的に、そして契約上、自社製品の形状、適合性、機能、または信頼性に関する変更をお客様に通知する義務を負っています。

Product Numbering Scheme:製品番号凡例

製品番号で使用されている英数字の意味(製品状態、温度範囲、パッケージ、周波数など)を定義します。

Reports and Presentations:レポートとプレゼンテーション

レポートとプレゼンテーションは、製品の機能性、製品のアプリケーション、製品市場などに関する明確なトピックを通して、マーケティング情報や技術情報を提供します。通常はスライドとして用意されます。

Roadmap:ロードマップ

ロードマップは、製品/製品ファミリおよび技術の開発計画を視覚的に表現したものです。目的は、新製品のビジネス戦略/計画に関する情報を、明確な時間軸に沿って提供することです。

Selector Guide:セレクタ・ガイド

セレクタ・ガイドは、製品の選択を補助するために、利用可能な製品と主要なスペックを一覧表で示した製品カタログです。セレクタ・ガイドは定期的に発行され、特定の製品ファミリの主要なデバイスとデバイス特有の情報とを提供します。

Training Reference Material:トレーニング・リファレンス・マニュアル

トレーニング・リファレンス・マニュアルは、トレーニング・セッションで使用されるフリースケール・セミコンダクタの文書です。チュートリアル・リファレンスとして活用するのに十分な情報を提供します。

White Paper:ホワイト・ペーパ

ホワイト・ペーパは、明確な技術問題を取り上げて、詳細、綿密に解説した文書です。ホワイト・ペーパは、カンファレンスやシンポジウム向けに用意されることが多く、筆者の署名が入ります。